石原莞爾顕彰会事務局より

墓参された方々のご感想・ご意見を整理の上公開させていただいております。ノートを置いた平成13年からのものです。北海道から九州まで、小学生からご高齢の方まで老若男女、記名された方のうち約2割がこのノートに思いを綴られています。中には、遠方にも関わらず、二度以上訪れる方も相当数いらっしゃいます。石原将軍への熱い思い、永久平和への願い、この国のありようを考える、将軍の生き方に励まされた等々、記述の長短に関わらず、どれも真摯な思いが感じられるものばかりです。

【おことわり】 氏名・住所等から個人が特定できないように配慮させていただきました。できる限り原文のまま転記しましたが、ご寄付、書籍購入、その他、大意に影響ないところを割愛または簡略にした部分があります。また、内容・表現が過度な場合、語彙が読み取れない場合など、整理を控えさせていただいた箇所がありますこと、ご了承願います。当会の管理上のメモは省略。 ― 石原莞爾顕彰会事務局 ―

2011年8月4日木曜日

石原莞爾ドキュメンタリー 撮影お手伝い 追記

今回、私が直接お手伝いしたのは
企画立案者 ブリュノ・ビロリ Bruno Birolli、
監督 ポール・ジェンキンス Paul Jenkins、
助監督兼制作補助 金子菜生 さん、
カメラマン クルノ Kruno Vrbat、
という方々で、制作会社は Subreal Productions + Arturo Mio という組み合わせ。

私が聞いている理解では、この制作会社のスポンサーとなって、完成後番組を放映するのが、Arte アルテという放送局となります。ちなみに、アルテ社のウェブページによると、アルテは
  • フランスとドイツ資本による合弁の公共文化教養専門放送局で、
  • フランスのストラスブール市に本社を置き、フランスのパリ市およびドイツのバーデンバーデン市に編集拠点を持ち、
  • 放送はドイツとフランス国内向け、言語は仏独二言語、
  • 放送に占める、ドキュメンタリーの割合は41%、
という放送局。
ブリュノによれば、ドキュメンタリーの想定視聴者は、50歳以上の大学卒、『知性 intelligence はあるが、(満州や石原莞爾に対する特定の)知識 knowledge は無いという』、いわゆる教養のある知識層、とのこと。

ブリュノ・ビロリ氏は、パリで哲学と日本語を学んだ後、日本に半年語学留学。卒業後、日本でフランスの新聞社向けに働いた後、ヌーベル・オブザーバトワールというニュース週刊誌(フランス語版ニューズウィークのような感じという了解で大体いいと思います)の記者となり、日本と中国を中心に駐在。これは、前回来日時に聞いた話ですが、彼は、満州事変のことは子供の頃 Tintin というベルギーの漫画で知ったそうですが、子どもの頃は漫画の世界の話、フィクションだと思っていたそうです。その後、大学で日本に来た時に史実だと知り、以来ずっと興味を持って調べてきた、といっていました。

ポール・ジェンキンス氏は、制作会社のサイトによると、BBCで働いた後、ドキュメンタリー専門の監督へ。イスラエルとかアルカイダとかロシア革命とか、政治関係の作品が多い感じです。

山形ドキュメンタリーフィルム・フェスティバルにも出品したいとポールは言っていました。是非、そのようになって凱旋されることを願っています。

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